ドグサレ初心者のへっぽこビッグウェーブ

地球の底辺にいるゴミがプログラミングとか音楽とかを語るクソブログ

ストリーミングミュージックにもバックグラウンドが必要、じゃないと音楽はBGMに成り果てるんじゃ

音楽話題。最近個人的にあつい。

うたパスやAWAApple music使ってて思うのは、「正座して音楽を聴く」ことが少なくなったこと。
明確なベクトルを持たずに音楽を流していると、「聴く」じゃなくて「聞こえる」になっていて、そこに良い悪いの感情なんてない。
いわゆる "好きの反対は無関心" 状態。

自分がおっさんになったのか?とも思ったけど、いざ正座して音楽聞いてみたら、最近のバンドだってどれも面白いんよ。
最近の流行り「高音域ボーカル」「女性向け歌詞」「オモテ4つダンスビート」「フレーズ繰り返し」だって粗製乱造と言われつつも、頭に残るし口ずさむ人がいれば勝ち。
(「PVで可愛い女の子が謎の踊りを踊る」はよくわからんけど)

www.youtube.com


ただ、そうしないと圧倒的に音楽を見つけにくい。
タイアップでマス訴求がとれないとyoutubeの海に沈む。



もう一つの正座場所として個人的にあったのがフェス。
個人的には「自分の好きなバンドの規模を確認しつつ新しいバンドを見つける」所だった。
昨今のフェスは「そのバンドを聴きに来る」ってよりも「その空間でワイワイする」っていうパリピが台頭してる感がすごい。

「フェスのDJステージで芸人がバンドの曲を流して超盛り上がる」っていうのが全く理解できなかったけど、超拡大解釈すると、友達の家で、「この曲いいよね!」と言いながら曲を流すヤツのスケール大きいver.と捉えてみたらしっくりきた。もはやバンド不要。金爆も盛り上がる訳ですよ。

そんな中こんな面白い記事。shiba710.hateblo.jp

行った人はわかると思うけれど、フジロックでは「誰それ?」というようなメンツが大きな喝采を集めて人気者に成り上がったりするんですよ。しかも、それは得てして、イギリスでもアメリカでも日本でもなく、アフリカや南米やヨーロッパの小国出身のアーティストだったりする。そういうバンドは大抵3日間のいろんなステージで繰り返しライブをやっていて、そのうちに「あいつらすごかったよ!」なんて口コミが広がって、どんどんお客さんが増えていく。

フェスはコンテンツだけじゃなくてコンテクストだ、というのはその通りだと思う。
今は「BECK」にあったような、なんかいい曲聞こえるぞ、なんだなんだ?みたいなことがすごくしにくい。
けど、そんなことを思うのはいわゆる「マニア」な訳で。

閑話休題



「正座して音楽を聴く」状態になくてもいい音楽を見つける方法ってなんだろな、と考えたら。

  1. 友達
  2. ラジオ

(「テレビ」ってのもあるかもだけど、目を向ける、というのは正座だと個人的には思うので除外)

友達はともかく、ラジオってストリーミング音楽とほとんど変わらんじゃないか?と思ったんだけど、よく考えたら違う。
ラジオでは、その曲のバックグラウンドも合わせて伝えられる。
久しぶりにリリースする新譜、バンドの近況、ラジオDJの個人的な感想、などなど。
コンテンツじゃなくてコンテクストなんだな。


こないだのロッキンでKEMURIのふみおも10-FEETのタクマも「もしいいと思ったら、フェスだけじゃなくライブハウスにも来てくれ!」って強く言ってたのが印象に残った。
何かできないかなぁ。

DJブースでユニゾンが超盛り上がってた。ユニゾンはいなくて曲流してるだけなんだけど。www.youtube.com


→この曲ニコニコで歌ってみる盛り上がってたよね。
www.nicovideo.jp

→ユニゾンって曲の完成度すごい高い。basement-times.com

→タイアップしてる血界戦線ちょう面白いよ。kekkaisensen.com

→作者の内藤泰弘大好きでトライガンから集めてるtwitter.com


こんな感じでメディア数珠繋ぎできるやーつほしい。